表紙に戻る |
池田医院へようこそ | |
信頼とまごころの医療 からだにやさしい医療をめざして | |
|
|
整形外科 外科 リハビリテーション科 | |
|
|
強直性脊椎炎 ankylosing spondylitis 原因がよく分かっていない疾患です。脊椎が竹の節状に変形します。初発時は痛みの差が激しく痛くて起きられない日もあれば翌日、ケロッとして痛みが全くなくなったります。最初に侵されるは仙腸関節です。両側性、対称性で、腸骨側の軟骨が浸食され、仙腸関節の関節裂隙は開大します。進行すると仙腸関節は骨化して強直します。恥骨結合にも反応性骨硬化、靱帯骨棘が見られることがあります。腱の付着部炎を起こすのも特徴です。 血液で炎症反応が出たり、ヒト白血球抗原(HLA) B27が90%で陽性になります。ただしB27陽性で強直性脊椎炎になるのはごく一部です。 仙腸関節炎や虹彩炎、クローン病、潰瘍性大腸炎を合併することがあります。 治療は対症療法に加えて、抗炎症剤、関節リウマチ薬、生物学的製剤などが使われます。 |
|
|