Blount病とは、脛骨(すねの骨)の内側が成長せず、外側だけが伸びてO脚になる病気です。1~3歳の幼児や6~8歳の子どもに多く、肥満や早すぎる歩き始めが関係するとされています。生理的なO脚とは異なり、2歳を過ぎても改善しない場合や、X線で骨の成長面に異常が見られればBlount病の可能性があります。進行すると足のねじれや長さの差も生じ、放置すると矯正が難しくなるため、早期に見極めることが大切です。
Blount病
脛骨の骨端軟骨の成長障害で骨の内側が成長せずに外側ばかりが伸びるので内側に曲がっていきます(O脚)。成長障害の原因は分かっていませんが、骨端部や骨端周辺の内側の成長障害がみられます。少期にO脚を起こす代表疾患です。発症年齢により幼年期型(1-3歳で発症)と思春期型(6-8歳で発症)に分けられます。治療は装具療法を行い、経過中に進行するものは手術を行います。
参考:『これが私の小児整形外科診療 改訂第2版』