豆状骨脱臼(亜脱臼) dislocation of pisiform bone
豆状骨脱臼はまれ。手をつくなどの直達外力よりも、手関節を強制的に背屈され、尺側手根屈筋(FCU)腱による牽引が生じて起こるとされています。例えば、ハンドルを握っていて追突された場合など注意が必要です。FCU腱の断裂が生じることもあります。
治療は、FCU腱が牽引するので整復を維持するのが困難です。支障がある場合は、豆状骨の摘出を行います。
エビデンス:過伸展・FCU牽引の機序と摘出
豆状骨の脱臼(脱臼骨折)はまれで、尺側手根屈筋(FCU)の牽引を伴う手関節の過伸展で生じ、整復が維持できない例では豆状骨摘出(pisiformectomy)が行われた症例が報告されています。(Procházka O ら. Medicina (Kaunas). 2024)[1]。
エビデンス:まれな損傷(文献レビュー)
豆状骨の脱臼骨折はまれで、小児例を含む症例報告と文献レビューが報告されています。(Hurni Y ら. J Pediatr Orthop B. 2015)[2]。
エビデンス出典(全2件)を見る
- Procházka O, Sánchez T, Kašpárková K. Fracture Dislocation of the Pisiform Bone in 14-Year-Old Boy-A Case Report. Medicina (Kaunas). 2024;60(4):532. PMID: 38674178.
- Hurni Y, Fusetti C, de Rosa V. Fracture dislocation of the pisiform bone in children: a case report and review of the literature. J Pediatr Orthop B. 2015;24(6):556-560. PMID: 26163866.