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整形外科 外科 リハビリテーション科

尺骨神経前方脱臼

尺骨神経前方脱臼とは、肘を曲げたときに尺骨神経(小指側のしびれに関わる神経)が骨の後ろから前に飛び出す現象です。健常な小児の半数以上に見られ、痛みやしびれがなければ病気ではなく、自然な動きのひとつです。年齢を重ねるとともに減り、成人ではあまり見られません。音が鳴ったり引っかかったりしても、手の力が弱くなったり、小指や薬指にしびれが出ない限り、心配いりません。もししびれや筋肉がやせたような感じがあれば、別の神経の病気の可能性があり、見分けが必要です。

尺骨神経前方脱臼 dislocation of the ulnal nerve

尺骨神経は肘の内側後方にある尺骨神経溝を通っています。成長期に骨の伸張に神経の伸びが追いつかないときに起こるとされています。尺骨神経が前方に脱臼しても症状がないものもあり、一方、環指、小指の」しびれ感を訴えたり、運動時特にボールスロー時に痛みが走ることがあります。

症状がなければ経過観察となりますが、保存的治療でしびれや痛みが改善しない場合は手術を考慮します。

尺骨神経脱臼は、健常者でもよくみられます。タオル等による伸展位保持。ビタミンB12など。筋萎縮が著明な場合は、回復不良となるため、早期の手術が必要。重症例は、上腕三頭筋内側頭の張り出しによりtendinous archで圧迫されていることが多い。

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