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整形外科 外科 リハビリテーション科

肘関節遊離体

肘関節遊離体(関節マウス) elbow joint mouse

関節遊離体(関節マウス)は関節内の軟骨や骨が遊離してしまう状態をいいます。多くは離断性骨軟骨炎が進行して関節内に遊離します。関節液から栄養をもらって大きくなることがあります。

症状は関節を動かしたときに突然挟まって疼痛が生じて動かせなくなります。これをロッキングといいます。少し動かすと解除されて痛みが消えることがありますが、このような症状が出たときは、医療機関を受診した方がよいでしょう。

診断はレントゲン、超音波断層撮影、MRIを行います。治療は関節鏡を使って遊離した関節マウスを取り除く手術を行います。

肘に限らす、膝関節や足関節でも起こります。

エビデンス:OCD由来と画像評価

肘の遊離体(関節マウス)の多くは上腕骨小頭離断性骨軟骨炎(OCD)から生じ、病変の安定性はX線・CT・MRIで評価され、小さな病変では鏡視下の郭清・遊離体摘出が行われると報告されています。(Maruyama M ら. J Orthop Sci. 2018)[1]

エビデンス:鏡視下郭清の成績

進行した小頭OCDに対する鏡視下郭清・マイクロフラクチャーは良好な臨床成績を示し、遊離体摘出が良好な予後と関連すると報告されています。(Bexkens R ら. Am J Sports Med. 2017)[2]

エビデンス出典(全2件)を見る
  1. Maruyama M, Takahara M, Satake H. Diagnosis and treatment of osteochondritis dissecans of the humeral capitellum. J Orthop Sci. 2018;23(2):213-219. PMID: 29276039.
  2. Bexkens R, van den Ende KIM, Ogink PT, van Bergen CJA, van den Bekerom MPJ, Eygendaal D. Clinical Outcome After Arthroscopic Debridement and Microfracture for Osteochondritis Dissecans of the Capitellum. Am J Sports Med. 2017;45(10):2312-2318. PMID: 28520461.