特発性大腿骨骨頭壊死症 idiopathic necrosis of femoral head
骨はカルシウムに富んだ組織ですが、血流が保たれないと壊死を起こします。大腿骨の骨頭はもともと血が乏しく動脈硬化などが進むと血流が低下して壊死を起こします。壊死の段階では痛みは出ませんがつぶれ出すと痛みが出ます。
昔は潜函病と言ってダイビングや潜函作業で高圧の状況下から急速に減圧を行うと血液中に大量に溶け込んでいた窒素が気化して血管が詰まる病気の一環として知られています。いまは急速減圧をすることは基本的にありませんので発症するケースは少なくなってきます。
男性ではアルコールの多飲、女性ではステロイドの服用にて起こりやすいです。診断はレントゲンをまず行い、次いでMRIを行います。治療はまずは保存的治療として免荷、安静などを行います。痛みが改善しない場合は、大腿骨内反骨切り術、大腿骨頭回転骨切り術、人工関節手術の適応となります。
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整形外科 外科 リハビリテーション科