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整形外科 外科 リハビリテーション科

lateral meniscocapsular separation

lateral meniscocapsular separation

日本語で適切な訳が無く、そのまま「lateral meniscocapsular separation」と呼ばれています。病態は「半月板と関節包の接合部位が外傷により分離する」ことです。

これにより半月板損傷と同様の症状(膝の痛み)がでますがクリック感やロッキングは起こりません。通常、臨床症状→診察→レントゲン→MRIの順で進めていきますが、この病気はMRIで描出されることが少ないとされています。

従って膝が痛く半月板損傷様の症状があるにも関わらずMRIで引っかかりませんので診断が遅れることが度々あります。2-3ヶ月保存的な治療を行っても症状が改善しない場合は、鏡視下で分離がないか調べるようにします。分離があればラスピングの後、半月板と関節包を縫着します。
   
半月板関節包分離 meniscocapsular separation

半月板と関節包は連続してつながっていますが、外傷などにより関節包との接合部で裂けて分離する状態をいいます。


エビデンス:MRIによる診断

外側半月の辺縁(膝窩筋半月線維束=popliteomeniscal fascicle)の損傷・不安定性(動揺性外側半月)は、MRIで評価され関節鏡所見と対応すると報告されています。(Heaton DJ ら. Skeletal Radiol. 2024)[1]

エビデンス:鏡視下修復

膝窩筋半月線維束の断裂による外側半月の不安定性に対しては、関節鏡下の修復術で中期的に良好な成績が報告されています。(di Vico G ら. Arch Orthop Trauma Surg. 2023)[2]

エビデンス出典(全2件)を見る
  1. Heaton DJ, Collins MS, Johnson AC, Krych AJ, et al. Retrospective evaluation of MRI findings in arthroscopically confirmed cases of hypermobile lateral meniscus. Skeletal Radiol. 2024;53(3):465-472. PMID: 37620610.
  2. di Vico G, Simonetta R, Correra G, Corona K, et al. Popliteomeniscal fascicles tears with lateral meniscus instability: outcomes of arthroscopic surgical technique at mid-term follow-up. Arch Orthop Trauma Surg. 2023;143(5):2573-2579. PMID: 35927338.