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整形外科 外科
リハビリテーション科

肩甲肋骨症候群 scapulocostal syndrome

胸郭出口症候群の一種として分類されることがあり、肩甲骨と肋骨の間で神経や血管が圧迫されて起こります。

肩甲骨内側縁より痛みと知覚異常や三角筋から手背にかけての放散痛、肩甲骨の可動域制限が起こります。

海外では、車で移動するセールスマンが後部座席の荷物を取るのを繰り返すと起こりやすいことから「セールスマンの肩(traveling salesman's shoulder)」と呼ばれることがあります。

微少な外傷を繰り返すことによって起こります。この疾患は棘下筋に著明な圧痛を認めます。治療は痛む動作をしばらく控えて消炎鎮痛剤などを投与します。理学療法も効果的です。