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整形外科 外科 リハビリテーション科

脛骨骨幹部骨折

脛骨骨幹部骨折 tibial shaft fracture

若者に多く、交通事故などの高エネルギー損傷で発症します。転位が小さい場合は保存的に加療します。とくに小児は保存的な加療を原則とします。

当初は軟部組織の受傷程度の判別が難しく副子などを用いて固定します。2週間ほどして腫れが落ち着いてきたらPTBギブスを作成します。

固定期間は骨癒合がみられるまで6-12週間の装着が必要です。骨折の再転位や短縮が生じていなければ、PTB装具を作成して切り替えます。

再転位すれば手術を考慮します。

転位が元々大きい場合は手術を行います。手術の方法は種々ありますが髄内釘を使ったもの、創外固定を行うもの、プレート固定を病状にあわせて選択します。

エビデンス:脛骨骨幹部骨折の分類・管理

脛骨骨幹部骨折は、AO/OTA分類などで評価され、保存療法から髄内釘固定まで、開放骨折の有無も含めて治療が選択されるとまとめられています。(Mabrouk A, Jahangir A. StatPearls. 2026)[1]

エビデンス:リーミングの影響

脛骨骨幹部骨折の髄内釘固定では、リーミングの有無が機能転帰に有意な影響を及ぼさなかったと無作為化比較試験で報告されています。(Lin CA ら. J Orthop Trauma. 2016)[2]

エビデンス出典(全2件)を見る
  1. Mabrouk A, Jahangir A. Tibia Diaphyseal Fracture. In: StatPearls. Treasure Island (FL): StatPearls Publishing; 2026. PMID: 30725858.
  2. Lin CA, Swiontkowski M, Bhandari M, et al. Reaming Does Not Affect Functional Outcomes After Open and Closed Tibial Shaft Fractures: The Results of a Randomized Controlled Trial. J Orthop Trauma. 2016;30(3):142-148. PMID: 26618662.

参考:『ST2017.2 脛骨骨幹部骨折の手術治療』 / 『関節外科』2021年8月号 / 『a外傷整形外科ケーススタディ』 / 『年代別四肢骨折治療のアプローチ』 / 『関節外科』2021年4月号