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整形外科 外科 リハビリテーション科

テニス脚 Tennis Leg

テニス脚 Tennis Leg

下腿三頭筋を構成する腓腹筋の肉離れ(腓腹筋内側頭筋腱移行部の断裂)のことで、テニスなどの運動で急激な力が掛かるとポンとはじけるような音、ショックとともに急速に痛みが出ます。急性期はRICEを行います。筋の修復はおよそ4週間ほど掛かります。

急性期は安静にし、痛みが軽減してくれば徐々にストレッチなどを行います。激しい運動は更に病状を悪化させますので控えるようにします。急性期が過ぎれば温熱治療などの理学療法も有効です。

鑑別として下肢コンパートメント症候群、深部静脈血栓症があります。

リハビリテーション戦略

時期 方針 留意点
急性期(0〜4日) RICE処置、安静 入浴・マッサージは避ける
亜急性期(5〜14日) 軽度ストレッチ・荷重訓練開始 筋緊張・痛みの再評価
回復期(2〜6週) 可動域拡大、筋力強化 再発予防と筋対称性の確保

不動期間は原則1週間以内にとどめ、漸進的な運動負荷(低強度等尺性収縮など)により、筋衛星細胞の活性を促進します。

エビデンス:テニス脚の超音波診断

テニス脚は、腓腹筋の内側頭(や足底筋)の急性の断裂で、ふくらはぎの急な痛みを来し、超音波(POCUS)で診断できると報告されています。(Monseau AJ ら. Clin Pract Cases Emerg Med. 2019)[1]

エビデンス:診断と管理

テニス脚の診断と管理(多くは保存療法)について、最新のレビューでまとめられています。(Schwach M ら. Foot (Edinb). 2026)[2]

エビデンス出典(全2件)を見る
  1. Monseau AJ, Nizran PS, Grover KM. Point-of-care Ultrasound Diagnosis of Tennis Leg. Clin Pract Cases Emerg Med. 2019;3(1):36-39. PMID: 30775661.
  2. Schwach M, et al. Tennis leg: Diagnosis and management - A state-of-the-art review. Foot (Edinb). 2026;68:102267. PMID: 42258915.